フェリックの技術

使い捨てカイロ資材の技術

カイロ製品種別温度特性

高機能通気フィルム

高機能通気フィルムが開発されたことにより、発熱体のシート化と発熱温度の制御が可能になりました。特に「貼るカイロ」製品では、高機能通気フィルムがコア技術であり、衣類貼り用、肌貼り用、靴用と、用途に応じた高機能通気フィルムを提案させていただいております。

ご注意
この図は、用途別の発熱体の特性を示すための研究室内の実験データです 。例えば、靴用カイロは靴の中で通気量が制限され、60℃以上の高熱になることはなく、心地よい使用感を得られるように設計されています。また、医療用として使用される肌貼用カイロはより安全性を考慮した温度設計となっております。


粘着剤

衣類に貼る「カイロ」用粘着剤は、衣類の素材が綿、絹、毛、ナイロン、最近では新素材も増えており、さまざまな衣類に接着することが求められるようになってきています。
肌に貼る「カイロ」用粘着剤は、汗の影響により落下しやすく、肌の強さや状態なども欧米人と日本人では差異があることから、より設計に注意が必要になります。また、肌に直接貼るので安全性の高い原料を使用する必要があります。
アクリル溶剤粘着剤は、温度変化に対して粘着力の安定性が非常に高く、衣類に貼る「カイロ」用資材の製造に適しています。
ホットメルト粘着剤は無溶剤のため安全性が高く、肌に貼る「カイロ」用資材の製造に適しています。
従って、フェリックは、肌に貼る「カイロ」用粘着剤はホットメルト粘着剤を使い、衣類に貼る「カイロ」用粘着剤には、アクリル溶剤粘着剤を使用しております。
また、より肌への密着性を高めるために伸縮性の基材を使用するなど、用途に応じた様々な提案をいたしております。


発熱原料

鉄は水分を介して空気中の酸素と反応し、熱が発生します。この熱を利用したのが、「カイロ」です。表面積を大きくし酸化しやすくするために鉄粉の形状を変えたり、酸素の供給を多くするために活性炭を加えたりすることにより、長時間、安定した発熱特性を持たせることが可能となっています。
また、カイロ用途ではありませんが生石灰は水と反応し発熱し、消石灰になります。この熱を利用したのが、駅弁や缶入り清酒などの発熱式容器です。
さらに、アルミニウムはPHの制御によって水と反応し、大きな熱が発生します。この熱を利用したのが、缶詰・レトルト食品などの加熱袋です。
フェリックは発熱原料についても様々な可能性を追求しております。


医療用カイロ資材

肌に直接貼る医療用カイロ用途には、身体に負荷を加えることなくなじみやすい、柔らかく伸縮性のある資材を提供しております。


今後の課題と方針

局所温熱の唯一の副作用である低温火傷の緩和、防止など、安全で安心してお使いいただける製品開発に日々取り組んでおります。特に就寝時でも安心して使用できるカイロ、美容、医療、健康カイロ等の用途拡大に係わる開発に注力していきます。


どんな提案ができるのか?

用途に応じた資材のご提案をさせていただきます。
サンプル、試作品の作製のご要望もお気軽にご相談ください。